このサイトは週刊少年マガジンで好評連載中のベイビーステップを応援する個人運営の非公式のファンサイトです。


その他の考察

ベイビーステップの裏側

ベイビーステップの裏方・裏話など、普段は見ることの出来ないところに焦点を当ててみたいと思います。
調べられる範囲でもベイビーステップに関わっている人はたくさんいらっしゃることが分かります。
ベイビーステップを陰で支える方々に感謝!


【裏方】
  • スタッフ
  • 単行本20巻で「現在スタッフは4名」と名言されています。
    そして勝木先生の週刊少年マガジンの巻末コメントから3人ほど存在を確認出来ます。
    ※この3人が、現在の4人のスタッフである保障はありません。
    Yさん:関西出身?たこべえを買ってきて勝木先生の心をゲット。
    Uさん:甲冑を買った人。
    Kさん(=K崎さん?):ハンバーグを作ったっぽい。

    スタッフが登場する勝木先生の巻末コメントは以下の通り。
    #199 最近スタッフのみんなよく食べる。自分も含め。
    #196 新年早々スタッフYさんにたこべえをもらう。
    #192 おいしい言いすぎてスタッフが大阪土産に『たこべえ』を買ってきてくれる。ありがとう!
    #175 スタッフとテニスしました。体力が…。
    #167 スタッフのUさんが甲冑を購入。かっこいい!
    #161 九州出身のアシさんに「うまかっちゃん」をもらった! やった!
    #112 関西弁と九州弁が混ざってうつって、わけわからない方言に。
    #105 アシさん達の似顔絵を描くのにハマってます。似ません。
    #48 K崎さんハンバーグありがとう。おいしかったです。
    #44 アシのYさんが作ってくれたカレーがうまかった。今度はKさんのカレーが食べられそうだ。

    その後、週刊少年マガジンの巻末漫画「ちょっと盛りました。」に勝木先生が登場したときに改めてスタッフが紹介されました。
    このときもスタッフは4名で、アヤノさん、ヤマモトさん、ユウさん、ウエダさん(甲冑で登場)が勝木先生とともにベイビーステップを作り上げてくれています。

  • 担当編集者:千葉素久さん
  • 週刊少年マガジン副編集長。
    中学から大学までテニス部に所属し、中学のときは全中団体準優勝、高校選抜大会出場、大学時代はキャプテンを務めるなどテニスに関して相当な実力の持ち主。
    千葉さんの知識・経験も少なからずベイビーステップには反映されているものと思われます。


    【その他の関係者、取材先】
    勝木先生はリアリティを出すために取材を非常に重要視していて強いこだわりを持っているそうです。
    ベイビーステップを連載する前に既に1人で藤沢翔陵高校テニス部や荏原SSCを通じてジュニアテニス界を取材し写真資料なども全て揃えていたほど。
    その後も、大会の雰囲気を味わうために2010年の関東ジュニアと全日本ジュニア、2012年の全日本ジュニアなどに取材に行き、必要があれば資料写真を撮ったり選手たちの会話をそっと横から聞いたりしているそうです。(全日本ジュニアの資料は3年分持っているとのこと)
    また185話のインターハイの会場が青森であることを考えると、2011年のインターハイにも誰かしら取材に行ったのではないかと思われます。

    ここではベイビーステップに協力していただいている方や取材先などを紹介します。

  • 荏原SSCの笠原康樹コーチ
  • 荏原SSCのアカデミー・プレーヤー育成担当コーチ、テニス指導部部長。18歳以下男子担当ナショナルコーチ、日本代表ジュニアチーム海外遠征監督などを歴任。
    勝木先生らが、ジュニア大会などについての疑問点があれば聞くことにしているアドバイザーとでもいうべき立場の方。

  • 藤沢翔陵高校テニス部、荏原SSC
  • 勝木先生はおよそ1年間にわたって藤沢翔陵高校テニス部とその部員の多くが通う荏原SSC、そして高校選抜、インターハイ、全日本ジュニアといった部員たちが出場する大会までを丹念に取材していて、それがベイビーステップの礎となっています。

  • 山本哲弘プロ
  • 勝木先生が藤沢翔陵高校を取材するきっかけとなった人物。
    山本プロの誘いがなかったら今のベイビーステップはなかったことでしょう。

  • 人間禅本部道場
  • 座禅会の常連さんの知り合いが週刊少年マガジンの編集者でベイビーステップの担当者だということで、その関係で担当者が取材したそうです。
    勝木先生は来ていないそうですが取材は丹念だったようで、その結果が184話の座禅の話に反映されています。

    この他にも必要があればその都度、多方面のテニス関係者への取材を行っているそうです。


    【過去のインタビュー記事より】
  • 「コツコツやるというのは、誰でもできそうな気がする。時速250kmのサービスを打つよりも、コツコツやることの方が『自分にもできるんじゃないか』と思ってもらえるし、読者に夢を与えることができる。」
  • (担当編集者・「テニスマガジン」2011年10月号より)

  • 「普通の高校1年生が運動のためにテニスを始めて、たった2年でプロになるという夢を持っているのが『ベイビーステップ』です。常識的にはあり得ないことで、この部分では嘘があるかもしれませんが、それ以外の所では極力嘘を排除しようと思ってやっています。」
  • (担当編集者・「スマッシュ」2010年11月号より)

  • 「展開や成長速度が速かったり、あまり悩んでるシーンが少なかったりするのは、少年誌だからこそのカタルシスとか、そういうもののためにちょっと嘘をついてる部分はある。だからこそ、細かいところだったり、根底の部分ではリアリティーを損なわないように気を使っています。」
  • (勝木光先生・「テニスマガジン」2011年10月号より)

  • 「取材をしていたときに会った強い選手たちは、当然小さい頃から練習をしていた。だから作中で出てくるライバルの選手たちも、それぞれ小さい頃から頑張ってきたという背景がある。そんな選手たちにあっさり勝ってしまうのはイヤだと思ったし、勝つには勝つだけの納得いく理由が自分の中で必要だと思って。」
  • (勝木光先生・「テニスマガジン」2011年10月号より)


    【裏話】
  • 『ベイビーステップ』というタイトルを考えたのは当時の編集長。
    勝木先生は「知ったときにはもう決まっていました」とのこと。
  • 連載会議を通ってから連載開始まで2年間待たされたことも‥。
  • エーちゃんの苗字『丸尾』は「ズバリ!」の人から取ったもの。
  • 登場人物の名前は、何かこだわりのある名前以外は他人に決めてもらっている。理由は「自分が作り出した人物」という感覚を少しでも薄くして「どこかにいる他人」にしたいから。
  • エーちゃんのモデルは元々勝木先生自身であったが、途中から勝木先生の妹さんの非常に几帳面にノートを書いたりスケジュールを組んだりしているところを参考に軌道修正した。
  • なっちゃんのモデルは勝木先生の中学の同級生。中学2年のときに「バイオリニストになる!」といきなり渡米してしまった。
  • 作中に登場するエーちゃんノートは全て手書き。字は、ワープロで印字したものをトレースしている。