思い出のシーン
#150 イメージ
一番印象に残ったのは16巻P161の4コマ目。エーちゃんが試行錯誤の末、導き出した重圧克服法。
これはどうやら実際のメンタルコントロール法に基づいたもののようである。
文献は確認出来なかったが、嫌なことや不安要素をイメージしてからそれを投げ捨てたり消し去ることをイメージして、重圧などから解放されようとする方法があるらしい。
これと似たことがちょうどマガジン連載時にニュース記事になっていたのでそれも記しておく。
試験前「間違えそうだ」と書くと…成績アップ！
試験の直前、不安な気持ちを書き留めるだけで、重圧に負けず本来の実力が発揮できる――。
米シカゴ大学のチームが、こんな研究成果を2011年1月14日付の米科学誌サイエンスに発表した。
研究チームは大学生87人を2グループに分け2回にわたり数学テストを実施。
2回目は好成績の場合に報酬を約束するなど、出来るだけ緊張感を高めた。
2回目のテストの直前10分間、テストへの気持ちを作文に書くよう指示されたグループは1回目より成績が向上。
中でも「怖い」「間違えそうだ」など不安な気持ちを書いた人の向上が目立った。
一方、静かに着席してテストを待ったり試験と無関係な日常の出来事を書いたりするように指示されたグループは1回目より成績が下がった。
高校の最上級生106人を対象に期末テストで同様の実験を行ったところ、ほぼ同じ結果だった。
研究チームは「試験前の作文には、過去のつらい体験を文章にして心の傷をいやす心理療法と似た効果がある」と推測している。
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