思い出のシーン
#163 怒りと重圧(プレッシャー)
一番印象に残ったのは18巻P30の5コマ目。「重圧(プレッシャー)を感じる余裕ができてきた」
これは常人には理解しにくい言葉ではないだろうか。
本来プレッシャーは感じたくないものだし、そもそもプレッシャーを感じるということは余裕がないことの表れだと思うのが普通ではないか。
ここにエーちゃんの考え方の特徴があるのかもしれない。
それはプレッシャーというものの捉え方の違いである。
常人は「逃れたいもの」、エーちゃんは「上手く処理して力に変えて乗り越えるべきもの」。
エーちゃんがそう思うことが出来るのは井出戦で得たかけがえのない経験を、自分のものに昇華出来たからである。
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