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その他の考察

男の華道

「男の華道」(おとこのはなみち)とはマガジンSPECIAL2004年No.10に掲載された勝木光先生の特別読み切り漫画。

当時は作品ごとに課題を決めて描いていて、「男の華道」での課題は色々なキャラを描くことと植物をたくさん描くこと。
「ゴツイ主人公を描ききるのが一番苦労しました‥‥」(勝木光先生)

2004年9月18日発売のマガジンSPECIAL2004年No.10に掲載。
全64ページ。1〜3ページは導入部分、4ページ目が表紙、5〜64ページが本編。


【冒頭の煽り文】
超本格(!?)いけばな漫画 特別読み切り64P!!
華道とは恋することと見つけたり
恋する男たちに捧ぐ青春ラブストーリー!!

"武"の道に生きる男竹蔵が出会う 麗しき"美"の世界‥!?
マガジン新人賞最年少入選作家 マガジンSPECIAL初登場!


【あらすじ】
柔道男・竹蔵 華の道にまいります!
華道を愛する美少女・蘭ちゃんをめぐって柔道部の竹蔵vs華道の家元に梅丸、男の真剣勝負が始まる!?


【内容】
生け花漫画。
柔道部主将の岩田竹蔵はゴツイ外見、華道の家元である小早川梅丸はイケメンで女子に大人気。
全てが対照的、そんな2人が蘭ちゃんをめぐって華道で勝負をすることに。
見た目にも既存の枠にも捉われない生け花と、高度な技術で華麗に作り上げる生け花。
華道初心者と家元の2人の対比、ゴツイ外見とイケメンの2人の対比が勝負によく表れている。

「この世で実際に見られるものならそれを見ればいい
 わざわざ人間が作る必要がないのさ」

「天とか地とかは必要あるのか?」

「真っすぐなのを歪めなきゃ作れねぇのか?」
「しょせん花材は材料でしかねぇ
 花がかわいそう?
 そんなに花が大事なら華道なんかやるんじゃねぇ!!」

「花を花とも思わない人間に華道なんかできるか!!」

「型にはめてそれで『生かす』ことができるのか?」
「形は縛りつけるものじゃない
 芸術として見た目の美しさを追求した結果
 先人達が辿り着いた形
 いわば研究され導き出された究極の美!!」



「花は美しくなるために咲く」
「花は咲くから美しい」


果たして勝負の行方は‥‥!?
そこには衝撃の結末が待っていた!?


【「男の華道」の作者巻末コメント】
お題:私の部活の思い出!!
高校では部活より委員会を頑張っていました。もっと楽しい漫画を描けるように頑張ります。