その他の考察
管理人 in 白子 2011年1月4日執筆
あけましておめでとうございます、管理人です。本年もベイビーステップを応援するついでで良いので当サイトもよろしくお願いいたします。
2011年の幕開けに際しまして、昨年末に千葉県の白子町(しらこまち)へ行って参りましたので、そのレポートを書きたいと思います。
千葉県の白子町といえば『テニス』のイメージという方も多いのではないでしょうか。実際テニスコートだらけです。町のホームページによりますと町内に380面コートがあるそうです。町の商工会のホームページでは460面、町の観光協会のホームページでは340面となっていますが‥
各種テニス大会や合宿も頻繁に行われる場所で、エーちゃんが難波江くんに負けた"全日本ジュニア選抜室内テニス選手権大会関東予選"や現在連載中の"関東ジュニアテニス選手権大会"もここで行われています。
ですので作中に登場した場所ももちろんたくさんあります。
いつか訪れたいとは思っていたのですが15巻の発売も近付いてきたということもあり、このタイミングにちょっと足を伸ばしてきました。
エーちゃんたちは車で白子町まで行きましたが(15巻P48・49参照)、管理人は電車なので最寄り駅の茂原を目指します。(東京駅から白子中里行きの高速バスも出ています)
‥というわけで、茂原に到着です。影山と佐々木さんもエーちゃんの応援に来たときはここを通ったことでしょう。神奈川方面からだと上総一ノ宮行きに乗れれば一本で到着してしまう便利な世の中です。
白子町には電車が通っていません。ここから白子町へ行くにはバスやタクシーが必要です。ただ歩くのが好きな人は茂原を満喫しながら歩くのも一興かと思います。1時間半くらい歩けば着くのではないかと思います。
しかし一般的には、小湊バスの白子車庫行きに20分ほど乗り中里海岸で降りるのが定石でしょう。バスは片道470円也。Suica・PASMOは使えませんでした‥もちろんICOCAも使えません。"あらかじめ小銭をご用意しご乗車下さい"と茂原駅のバス停にも書いてありました。テニスの大会がある日はいつも停留所で大変なことになっているのでしょう。
関東ジュニアのエーちゃんたちの宿舎(15巻P50の最初のコマ)です。青空が眩しいですね。南国情緒あふれる感じでしょうか。それでも門松があるあたりはさすが日本と感じずにはいられません。
難波江くんたちの宿舎もここなのですが、同じ宿舎にしたということはこの後何かイベントが発生する可能性があるのでしょうか?エーちゃんと難波江くんはお互いに勝ち続けると準決勝で当たるのですが‥
写真の右端にバス停が見えますが、それが小湊バスの中里海岸停留所です。バスを降りたら、目の前に作中と寸分たがわぬ宿舎が現われて探す手間が省けたというか何というか。
この場所は15巻P52の3コマ目や15巻P80の最初のコマ、15巻P119の最後のコマで登場している関東ジュニアのメイン会場とでも言えばいいでしょうかね。
この写真の中央にまっすぐ通路があり、それを挟んで左側に8面、右側に8面コートがあります。連載では現在2回戦の真っ最中ですが、エーちゃんはきっとA-14、なっちゃんは多分A-1のコートで試合をしています。ここから見ますとA-14は右側の手前から3つ目のコート、A-1は左側の1番手前のコートになります。
管理人が白子町に行ったのは年末だったので人なんて誰もいないんじゃないかと思っていたのですが‥中学生がわんさか。大会をやっていました。後で調べたところ毎年年末に行われている大会のようです。せっかくなので行き掛けの駄賃ではないですが、テニス大会の雰囲気をしばらく堪能させていただきました。
ここはお馴染みの場所でしょうか。
7巻P79の2コマ目、8巻P79の5コマ目に登場しています。また15巻P120の最初のコマで影山と佐々木さんがエーちゃんの応援に来たときに描かれている場所でもあります。ということは諭吉くんが(管理人的に)嵐を巻き起こした(15巻P120の4コマ目とP121の4コマ目あたり)場所とも言えます。
ウォーミングアップのときにはエーちゃんもこの辺の道も走っていたのではないかと思います。
この写真を撮ったところから後ろを向くと、1枚上の写真の風景になるといった位置関係です。
大会をやっている中、人が1人も写っていないという芸術的(?)1枚です。
ここからは本題(?)の135話についてです。
なっちゃんがエーちゃんに「いいもの」を見せるために宿舎の外へ連れ出したところ(15巻P59の3コマ目)を撮ったつもりだったんですが‥撮影ポイントが違いました‥この位置から奥に20mほど行ったところで撮るべきでした‥不覚‥‥15巻P59の最初のコマの右側にある車と3コマ目に描かれている車が同じというのが正しい位置関係のようです。
ここから海までは5分ほど歩けば着きます。海へ向かうには宿舎前のこの道を手前側(北)に進み、すぐの交差点を右に曲がります。
作中では夜の8時頃ですが‥その時間までいると帰れなくなりそうなので昼の写真で勘弁を。
1枚上の写真から道をすぐ右に曲がりちょっと進むとここになります。海まではここから一直線です。
この写真は作中の絵(15巻P60の3コマ目)とは微妙に一致していないですかね。勝木先生が持っている資料写真は数年前のものも多く、現在とは少し違う場合が結構あるように個人的には感じています。‥分からないですけど。あと、もう少し後ろから撮るべきでしたねぇ。
この場面のエーちゃんとなっちゃんの何気ない会話に、なっちゃんのさり気ない優しさとエーちゃんへの想いを感じることが出来ます。
「お――‥‥!! 海だ――っ!」(15巻P62)の場面です。
海に着いてすぐに撮った1枚なのできっとこの辺で間違いないでしょう。写真には写っていませんが左側には柵もありましたので。
作中では翌日にみんなで花火をしていますが、それもこの辺なんでしょう。そこでなっちゃんの交際宣言が飛び出すわけですが、エーちゃんのことを『なっちゃんのストーカー』と言っていたユウキは悔しさのあまり(?)花火を振り回しているように見えます。(多分違う)
管理人が行った当日は年末なので当然、海の家はありませんでした。
大学のサークルっぽい人たち15人ほどと3人家族1組、1人×3といった感じの人が砂浜にはいました。
‥‥‥‥‥この場所は!!!!!
もはや説明不要、15巻P68の最後のコマのあの場所ですよ!!
海に到着してから左(北北東)に100mほど行くとここにたどり着きます。見る人によっては何てことない1枚かもしれませんが、間違いなくベイビーステップファンにとっては聖地ですよ、ここは。
うーーん‥感慨深いですねぇ‥‥関東ジュニアの前日夜にここで‥そうか‥なるほど‥青春ですねぇ‥‥
管理人はとりあえずここで持ってきていたマガジンの135話を改めて読み返し、想いを馳せてきました。
ということでめでたく付き合うことになった2人は様々な想いを胸に明日からの関東ジュニアに望むべく宿舎へと戻っていくのでした。ここ(15巻P74の3コマ目)を通ったときにどんな会話をしていたのかも気になります。試合前日にほど良くリラックスすることが出来たんでしょうかね。
そういう微笑ましい気持ちでいると、何の変哲もないこの景色にも趣が出てきて余韻に浸ることが出来るというものです。いとをかし。
海水浴場の隣にプールがあるという事実も落書きも気になりません。
こんな感じで一通り白子町を満喫した管理人は名残を惜しみつつも家路に就くのでした‥
エーちゃんたちの宿舎に泊まっていくという選択肢もちょっとだけ頭をかすめはしましたが‥うーん‥どっちにしろ大会をやっていたので満室だったかもしれません。
連載では現在エーちゃんは全日本ジュニアを懸けて井出くんと試合中。
エーちゃんにも井出くんにもお互いに積み上げてきた歴史があり負けられない意地があります。テニス選手1人1人にそれは存在し、その選手の数だけバックグラウンドが存在するのです。そしてそれが深ければ深いほど観ている人が惹きつけられる試合内容になっていくのでしょう。それをここ白子町では感じることが出来ます。
テニス選手1人1人に敬意を表しつつ、勝木先生に感謝を申し上げこのレポートを終えたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。多謝。